2011/08/05

困ると言われても・・・

今の俺の毎日の食事は味の素のエレンタールという調整栄養剤。

この粉を水に溶いて24時間ポンプで腸に繋いだチューブで常時送り込んでいるのだ。
毎日の摂取カロリーは1500キロで、これを毎日の気温等に合わせて溶く水の量を決めている。汗をかくような日は水を多くするわけだけど、最大量が決められているので、ようするに汗をかかないようにしないと脱水症状になると言うわけ。
毎週外来で主治医に現状報告をするわけだけど、このところ僅かながら体重が増えてきているのだ。涼しい日が続いているが、比較的水分量を多くしているので体液が増えているというわけなのか正確にはわからないけど。
で、この調子で行けば体重がもっと増えていいだろうと思ってその話をしたら、限られた栄養摂取しかしていないので際限なく体重が増えることはないし、これ以上体重が増え続けても困るというではないか。増える理由がないってことのようだが。
そしてとうとう昨夜は最も軽くなったときに較べて2kgも増えて大台に乗った。本人は奇跡が起こっているように嬉しくて仕方ないのだけどなぁ。さて来週の診察でなんと言われるか。

 ちょっと前に、友人の笛奏者の奥さんから旦那が特集されているからという三河地方の雑誌が送られてきた。
「fratto」というタイトルの体裁はとても立派な季刊誌だ。発行は東三河、西三河と浜松とある。
その中に友人の笛奏者オマタタツロウ氏が特集されている。

 でも俺の目を釘付けにしたのは、そこではなく、表紙にもなっている写真。たわわに実ったぶどうの棚下でのライブの記事。

こんなこと、もう十何年も前からやりたくて構想ばかり描いていたまさにそれ。でも、うちの畑は坂ばかりだからこういうセッティング自体難しいし、屋根もないからお天気次第じゃなかなかできないんだよなぁ・・・で結局実現しないまま今に至っているわけ。
前売り券には巨峰一房のおまけ付なんてにくい演出じゃん。ぶどうをつまみながらライブを聴くなんていいなぁ。もちろんワインを飲みながらも。
今まで何度か小さな音楽会イベントも企画してきたけど、やっぱりまだこのスタイルをいつかどこかで実現させたい気持ちが心の奥底で熾き火のように消えずにいることに気付かされた。

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