2009/11/28

久しぶりに

なんだか今年は特に下半期に悪いことが続いたので、気分転換も兼ねて久々にチューリップの球根を植えようと発注していた球根が今日届いた。
定番の赤白黄色とピンクを中心にした大玉球根800個。

10年ほど前までの毎年2000個以上の植え付け量からしたら半分以下だけど、徐々にまた4月には家の庭や畑をチューリップの花だらけにしたいなぁ。


2009/11/22

♫今日は渋谷で・・・奇跡の出会い

今日はノチカという農業ポータルサイト主催の食のイベントに参加。
全国の生産者から厳選した食材を取り寄せて、一流料理人が腕によりをかけた料理を提供します、という生産者と一般消費者の交流イベント。
http://nocica.com/eventv?id=8

ぶどうの旬も過ぎたのでとりあえず我が家にあるものとして、ジャガイモ、ごぼう、ジュース、ワインそして甲州ぶどうを送り込んだ。大盤振る舞いである。


ほんでもって料理の一部紹介。
一品目。『無農薬小松菜の卯の花あえ』

料理が出てくる前に小松菜をスーパーで買ったものと生で食べ比べ。青々しい香りに苦味が全くないのが驚き。
卯の花(要するにおから)のざらざら感がちょっと気になったけど美味しかった。

二品目『スイートポテトサラダ』
ニンジン芋という珍しいサツマイモと、しろな蕪、乾燥マコモダケが入っている。いろんな食感が楽しめた一品。

三品目『2種のつけ麺』
左:ニンジンと鶏肉のポタージュつけ麺  うちのジャガイモも入っている。
右:信州の郷土料理「おしぼり」 みそ味の大根おろし。この大根おろしは後から出た塩豚などにのせても美味かったぁ。

まだ三品目なのに、すでにお腹がいい感じに膨れてきてしまっている。まだあと・・・7品もあるのに・・・。

四品目は『白豚と聖護院大根の塩煮』 写真省略。これも旨うま。

五品目は『黒豚ロースの鉄板蒸し焼き』 これも写真省略。小さなダッチオーブンで、黒豚のロースと一緒にうちのごぼう、紫芋、ミニキャロット、里芋が蒸し焼きにされた。岩塩を付けていただいた。まいう~。自分のダッチオーブンも使わなきゃ。

六品目は驚愕の料理『黄身の天ぷら』 放し飼い鳥の卵の黄身だけを天ぷらにした。よく爆発しないもんだと皆感心。濃厚な味わい。
七品目は『雪カブのぬか漬け』 写真省略。
八品目は『特別栽培米新米コシヒカリのごはん』 いやぁ、うちでは先週炊飯器を新しくしたばかりだけど、なんだか全然適わない劇うまのご飯でございました。
九品目はデザートで『春紅玉りんごのソテー』とうちの甲州。

今日は約30名の方々と奇跡の出会い。
こんだけ食べて、会費3,000円は激安。

すっかり舞い上がっちゃって、持ち込んだ菱山のジャガイモとごぼうの紹介を忘れちゃったけど、ジュースもワインも大好評で良かった良かった。
皆さん、今度は畑に来てね~。

2009/11/20


名付けてぶどう珊瑚。
本当に珊瑚みたいでしょ? 紫色のはベーリーA、茶色のは甲州。
正体は酒石酸カリウムの結晶でした。
色はともかく、品種によって、形状が違うのが面白いでしょ。一方はビラビラ、一方はトゲトゲ。

2009/11/19

枯露柿の郷、塩山の松里地区では今頃はオレンジ色のカーテンがあちこちに。
我が家は量が少ないので、ご覧の通りののれん状態。
約一月で完成の予定なんだけど、暖かい日が続くと枯露柿にはならずにカビ柿になっちゃう。
さて今年の冬は寒いのか暖かいのか。
久しぶりに生ハムやスモークサーモンを作りたいのだが・・・ 恐れずにチャレンジしてみるかなぁ。

2009/11/18

枯露柿作り

今年も始まった枯露柿作り。
今年は柿が外れ年で、収穫量は去年の半分くらいか。
皮を剥いて、干すこと約1月でほぼできあがり。
それにしても、ただでさえ個数が少ないのに、 こんなふざけたのがいくつもできちゃった。

2009/11/16

まじめな研修旅行

ベーリーAを自分で管理するようになって以来、ずーっと行きたかった生まれ故郷の新潟岩の原葡萄園。
6年来の念願成就ってところ。些か強行軍ではあったものの、この時を逃したらまた来年以降になってしまうので、友人を誘って行ってきた。
高速道路沿いのワイナリーで寄り道しながらたどり着いた上越市。
どんなところでどんな風に作っているのだろうか。勝沼の、と言うよりも自分の栽培と何がどう違うのか、それが一番の関心事ではあった。
ところが行ってびっくりしたのは、なんとも条件の悪い圃場。北向きとは全く想像もしていなかった。

一文字短梢の圃場は見事な密植。やっぱり葉っぱがでかいなぁ・・・。

豪雪対策は幹の二股をこんなに低いところで分けている。股裂け防止。

2日目は高速を南下しながら再び長野県内のワイナリーを巡った。
ここはりんごの郷三水村にほど近い高台にあるサンクゼールというワイナリー。眺望が素晴らしいが・・・。
頭の中ではついついこんな景色に置き換えてしまっていた。
この後、ヴィラデストワイナリーにも立ち寄ったが、高台からの眺望を利用したロケーションは新しい圃場整備に向けた創造力を駆り立ててくれた。
18年前にリュックを背負って欧州を巡ったときに見聞したものが自分のものになるまでかなりの年月を要したけど、今回見たものはすぐに使えるものばかり。使うと言ってもパクリじゃなくて応用。
今回得たものは計り知れない。去年の徳島の上勝町以上に有意義過ぎた2日間。
さて、早速行動開始。明日の心だぁ・・・
あ、明日は雨かよ・・・

2009/11/08

有終の美

昨日開催された「ワインツーリズム2009」というイベント。
ぶどうとワインの産地を、ワイナリー巡りを行動の中心として歩いていただきながら満喫してもらおうという趣旨のイベント。
実行委員でもありながら、メイン会場の盛り立て役を勝手に自負して今年も「仙人茶屋」を出店。
本当は実行委員としての仕事があるので、自分の店に張り付いていられないので店の名前も「主のいない仙人茶屋」にしたのであったが・・・。
頼みのスタッフが今回は都合が悪く少人数となってしまったので、急遽実行委員の役目をほっぽり出して営業に集中。
なので、「主のいない・・・」ではなくなってしまった。他の実行委員の皆様ごめんなさい。m(__)m

ほんでもって営業内容は去年に引き続き、仙人カレーこと鹿肉のワインカレーと鶏肉のワイン煮という定番料理。
男3人で頑張って切り盛りしました。
それぞれ100食ずつ用意したものは予定通りに完売。
朝のNHKの「おはよう日本」の生中継のために早起きした甲斐があったというもので、「朝のニュース見て慌てて家を飛び出して来たのよ!」という埼玉県草加市からいらしたお客様もいらっしゃいました。ところがカレーを目当てにせっかくいらしたのに、お店にいらしたのは完売の後でした。ざ~んねん!
そうかと思えば、一時的に行列ができましたが、その中のお客さんから「この仙人カレー、なんだか有名らしいよ。」との声が耳に飛び込んできた。でも知らない人。いつの間にか仙人カレーの評判がネット上に漂い、それを見てきた人のようだ。
メディアの力ってやっぱり凄いなぁ・・・と実感しました。
昨日のNHKのニュースでも入田さんに紹介されましたが、仙人カレーは元々我が家の農業体験者のためのスペシャル賄い料理として作ったもの。おかげさんで評判になったことに気を良くしてイベントに出店するようになったものの、なんか自分の中では複雑な気持ちが大きくなってきてしまいました。
そこで、イベント出店何度目か忘れましたが、この仙人カレー、イベントでの提供に封をすることにしました。と言いますか、「仙人茶屋」は今回のイベント出店をもって閉店です。
仙人カレーは本来の姿に返ります。
今回のイベントは何をおいてもお天気様様。
お手伝いいただいた方々の頑張りに拠るところは大きいですが、見事に優秀の美を飾ることができました。
仙人カレーファンの皆様、ありがとうございました。

2009/11/03

さっぶー

今朝は凍えるかと思った。
冷えてくると、予想通り足の傷跡がうずきやがる。

今日は、世間じゃ甲州とべィリーAの新酒の解禁日。
上から見下ろしているぶどうの丘も朝から駐車場が満杯。 賑わっているみたい。 日比谷も大変なことになっているみたい。
どっちにしても毎年の事ながらおいらはこの人込みには無縁。

が、しか~し、今日は風もあったから空気が澄んで夕方はご覧の通り。 このグラデーションがたまらない。

そう言えば、昨夜6時半頃、南の空に天空から落ちてきたすごい明るい流星を見た。 あのことを祈ろうかと思ったけど、間に合わなかった。

今夜も冷えてきた。 明日からカレーの仕込み開始。

ん~、思うところあって、今回を最後の出店とするつもり。 一般の皆様にイベントで仙人カレーをお出しすることはこれが最後かも。
なので、今回の仕込みは気合の入り方が違います。 鹿肉の量もいつもの倍は入れちゃいます。