2010/07/09

クライマックス

1年中で最も忙しい摘粒の時期も、手抜き作業の成果もあり、なんとかクライマックスを迎えるに至りました。
摘粒が終わった房は2回目のジベレリン処理をして袋をかけて娑婆の空気から遮断されます。
これであとは熟すのを待つのみ。
と言いたいところだけど、まだまだやらなければならない作業はたくさんあるのでありまして・・・

しかしながら、毎日のように降る雨。
幸いにも
九州のように大災害になるほどの雨は今のところないですが、晴れの日が少ないとどうしても低温多湿になります。
病気が発生しないように予防防除はしているのだけどこんな環境を好む病原菌はのさばってくるのです。
ぶどうにとって最強の病気であるベト病が葉にも房にも着き広がっています。
この菌の発生を抑えたり治療効果のある薬はまだ限られています。
その使用回数も限られています。
去年はその回数を使い切った後に連日のゲリラ豪雨でこの病気の勢いが止まらず、7月の後半に毎日茶色く変色する葉っぱが増えていきました。
あとは大部分をお天気に頼るしかない状況。
土石流で畑が流されてしまうことからすればまだましですが、とにかくカラッと晴れ上がって欲しいです。
作業的にはあともう少しのふんばりどころなのですが・・・

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