2010/06/23

何を賭ける?


ニュースでは角界の賭博の話題で持ちきりの感ありですが、
人生において何を賭けるかということはよくある話。
政治家の口からもよく「命懸けで××します」とか出ますねぇ。
(あれ?「命懸け」?「命賭け」?どっち?)
それでそれが達成できなかったときに切腹した人はいません、
てな話はよくするのですが、
昔自動車レースの仕事をしていたときの話を一つ。
もう20年も前の話ですけど、一時期、人気だったグラチャンレースで当時日本一速い男と言われていた“☆野”選手のエンジンサポートスタッフとして仕事していたときの何かの雑誌メディアの取材逸話です。
取材者:「自動車レースは命懸けの仕事で大変ですよね。」
☆野選手:「冗談じゃないよ。命懸けてこんな仕事やってたら危なくてやってらんねぇよ。俺たちゃ生活を懸けて走ってんだ!」
なるほど・・・と思ったもんですが、そう言う割には当時の日本の最高峰レースF3000の優勝賞金はたったの500万円。
命懸けでやった報酬にしては安過ぎだとその当時思ったもんです。
でもって、今自分は生活を懸けてぶどう作ってますが、
参議院選挙も明日告示ですが、国民の豊かで安全な生活を懸けて仕事していると感じる政治家ってなかなかいませんねぇ。
口じゃ「命懸けで・・・」って言う割には報酬高すぎません?
などと当時の話と対比しながら今毎日ひたすらぶどうに傘かけてます。
ちなみに「命を賭ける」は常用外のようですね。「命懸け」がマル。
一生懸命ってこっちだなぁ。一生命懸けるってスゴイ重いねぇ。 軽々しく使っちゃいけねぇなぁ。
今日も一つ勉強になったなぁ。
意外とニュースの些細な言葉から学ぶことって多いですね。
傘かけ、あと1万枚くらいかなぁ・・・。

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