2010/07/27

こんにゃくの花

小石川植物園のこんにゃくの花は咲くまでに16年かかったみたいだけど、普通のこんにゃくは5年で咲くそうな。
うちの畑に生えているこんにゃくは・・・
花芽は出ていないので、今年は咲きそうにないね。
一番大きいので3,4年目というところか。 ということはもしかすると来年花が見られるかも。
芋はどんだけの大きさになっているのかねぇ。ちょっと興味津々。
ちなみにここはイノシシの通り道の直近なのに、どうやら目もくれないようだ。
イノシシにダイエット食は不要ってことか。

2010/07/13

全滅させてなるものか

とにかく今年のベト病は異常だ。
普通なら葉っぱに着いてから、 それも相当ひどくなってから房に着くんだろうけど (というか葉っぱ⇒房という順番だと教わっていた) 今年のは葉っぱにはろくに着かずにいきなり房を狙い撃ち。
今日傘かけに行ったら唖然とするほど圃場前面に広がっていた。
見たところ9割方の房がすでに粒が変色し始めている。
農薬散布も回数が決まっているので 違う種類の農薬をうまく使い分けないとならないけど 治療効果のある薬をあと1回だけ撒ける。
それでトドメになればいいのだけど。
房に入っちゃったらもうだめなのかなぁ。
とりあえずきれいな房に袋をかけて隔離してみるけど 100房あるかどうか。
全体の1割にもならない。
茶色くなった房は出来ることなら圃場の外に運び出したいところだけど 手が足りないからそんなことは理想論で終わっちゃう。
この後、果たしてどうなることか。
このままじゃ今年はワインもジュースも仕込めなくなるかも。
マジで弱った。
雨の心配もあと3日か・・・ それで本当に終わるのか・・・
これがベーリーAだけで済んでくれればまだ救いだけど
最悪の状況が毎晩夢に出そうだ。

2010/07/11

芋掘り

毎日のように雨が降っているのでなかなか芋が掘れない。
昨日晴れたし、昨夜も降っていないので、 もしかしたらラストチャンスかも ということで急遽芋掘りをすることに決定。
二つのブロックに分けて植えてあったのだけど どっちも猪の襲撃を受けているのでどんなんかかなり心配。
最初のブロックは芋が小さい。 素揚げにしてちょうどいいくらいのサイズ。 量も少ない。
今日農業体験に来ていたN嶋さんが 「せっかくだからやらせてください」 と鋤鍬での掘り上げに名乗り出た。
よほど親父の作業が簡単そうに見えたのか?
畝から遠目のところに下向きに差し込まないと芋を刺しちゃいますから気をつけて・・・・
とアドバイスした先からグサ!
この調子で負傷芋数個。しかも大き目の芋が・・・
とまぁ、見るのとやるのとでは大違いの芋掘りでありました。
二つ目のブロックは多少は成績が良かったものの全体としては去年の半分かなぁ。
ここ何年にないほどの凶作。
来年あたり芋が足りなくなって買うことになるかも。
今年は基本的に菱山のジャガイモを売り込むほどの量はなし。
残念!

2010/07/09

クライマックス

1年中で最も忙しい摘粒の時期も、手抜き作業の成果もあり、なんとかクライマックスを迎えるに至りました。
摘粒が終わった房は2回目のジベレリン処理をして袋をかけて娑婆の空気から遮断されます。
これであとは熟すのを待つのみ。
と言いたいところだけど、まだまだやらなければならない作業はたくさんあるのでありまして・・・

しかしながら、毎日のように降る雨。
幸いにも
九州のように大災害になるほどの雨は今のところないですが、晴れの日が少ないとどうしても低温多湿になります。
病気が発生しないように予防防除はしているのだけどこんな環境を好む病原菌はのさばってくるのです。
ぶどうにとって最強の病気であるベト病が葉にも房にも着き広がっています。
この菌の発生を抑えたり治療効果のある薬はまだ限られています。
その使用回数も限られています。
去年はその回数を使い切った後に連日のゲリラ豪雨でこの病気の勢いが止まらず、7月の後半に毎日茶色く変色する葉っぱが増えていきました。
あとは大部分をお天気に頼るしかない状況。
土石流で畑が流されてしまうことからすればまだましですが、とにかくカラッと晴れ上がって欲しいです。
作業的にはあともう少しのふんばりどころなのですが・・・